【自宅で簡単!】上半身のダンベルトレーニングベスト16選!

アイキャッチ_上半身トレーニング器具

ジムに行く時間がないから、自宅で効果的にトレーニングを行いたい!

ダンベルを購入したいけど、どんなダンベル(形状、重量)を選べばいいかわからない・・・

ダンベルを購入するからには、トレーニング方法を知って、最大限活用したい!

 選ぶべきダンベルの種類・重さに悩んでいる方や、ダンベルを活用したトレーニング方法を知りたいという方多くいらっしゃるのではないでしょうか?
 ダンベルの種類は多く、自分の筋力のレベルに合った重量を選ぶのは難しいですよね。また、ダンベルを購入するからには、最大限活用するために、トレーニング方法を知りたいですよね!

 このような悩み・要望を解決します!
 この記事では、選ぶべきダンベルの種類や重量、ダンベルを使用した上半身を鍛えるトレーニング方法をご紹介します!
 今回ご紹介する、ダンベルの選び方・上半身のダンベルを使用したトレーニング法を参考に、自分に合ったダンベルを使用して、自宅でも効果的なトレーニングを実践していきましょう!

 また、ダンベルを使用した下半身を鍛えるトレーニング方法は下記記事にまとめて居るので、そちらも参考にしてくださいね!

✓この記事の内容
  • ダンベルの種類にはどんなものがあるの?
  • 選ぶべきダンベルの種類・重量とは?
  • ダンベルを使用した上半身(胸、肩、腕、背中)のトレーニング方法
  • トレーニングの効果を最大化する方法
記事の信頼性

下記の著者の経験を基に答えます!

  • 大学の体育会アメフト部時代に全身の筋力トレーニングの方法を学ぶ
  • 大学時代:フリーウェイトトレーニングに加え、ダンベルトレーニングも駆使し、ビッグ3の最大挙上重量を大幅に向上した経験
    (BP 160kg, FBSQ 240kg, DL 300kg)
  • 大学院時代:研究室の同期・先輩へ、フリーウェイト/ダンベルトレーニングを指導した経験
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ダンベルの種類にはどんなものがあるの?

 ダンベルの種類には、大きく「固定式」、「可変式(アジャスタブル)」の2つがあります
「固定式」は重量が決まっているタイプで、「可変式(アジャスタブル)」は重量を変更できるタイプのダンベルであり、それぞれのタイプのメリット/デメリットは異なります

ダンベルの種類
  • 固定式
    • 概要:重量が決まっているタイプ(例:5kgのダンベル)
    • メリット
      • 重さを変更させる手間がかからない
      • 単体では安価(単体では1,000~2,000円程度のものが多い)
    • デメリット
      • 負荷を変えたいときに、様々な重量のダンベルを用意する必要があるため、スペースを多く取ってしまう
  • 可変式(アジャスタブル)
    • 概要:重量を変更できるタイプ
    • メリット
      • 複数のダンベルを揃える必要がなく、スペースをそこまで必要としない
    • デメリット
      • 固定式と比較してやや高価(単体:数千円~1万円程度のものが多い)

選ぶべきダンベルの種類・重量とは?

選ぶべきダンベルの種類は可変式

 これからトレーニングを本格的に進めていきたい方には、可変式のダンベル購入する事をおすすめします!

可変式ダンベルを購入すべき理由
  1. トレーニングの部位によって、使用する重量は大きく異なる
    • 各部位の筋肉の大きさ・強さが異なるため、効果的にトレーニングを行う上では、負荷(重量)を変えるべきです
      (例えば、背中・お尻は、腕よりも高重量でのトレーニングが必要になる 等)
  2. トレーニングの効率を高める上では、重量のバリエーションは必要
    • セットの重量と回数を変更することで、筋力強化・筋肥大・筋持久力向上等の目的を使い分ける事が出来るため、効率を高めるために、重量のバリエーションは必要になります
      (例えば、筋力強化する場合は、高重量を少ない回数(2~6回以下)筋肥大をさせる場合は、中重量をやや多い回数(6~12回) 等)
  3. トレーニングを続けてく事で、使用する重量が向上していく
    • トレーニングを続けていき、筋力が強化されることで扱える重量も向上していきますので、さらに筋力を強化する上では、負荷を高めていく必要がある

はじめでも重めのダンベルを購入すべき

 ダンベルの重量ははじめでも、重めのものを購入する事をオススメします!
はじめは軽いダンベルでなれればいいや」と思う方は多いと思いますが、この考え方はあまりオススメではありません。
 トレーニングを続けることで筋力がついてきます。そうなると初めは重く感じた重量でも物足りなくなり、効果があまり出なくなってしまいます
 また、トレーニング部位を増やしていく場合においても、腕などの小さい筋肉を鍛えるためなら、10kgのダンベルでも十分かもしれませんが、背中・お尻などの大きい筋肉を鍛える際には、10kgでは軽くて効果が期待出来ない場合もあります

 なので、はじめて購入する場合でも、片手20-25kgのダンベルを用意することをオススメします!
 可変式のダンベルであれば、数kg刻みで、重量を変更する事が出来るので、初めは10kgでトレーニングを開始し、徐々に重量をあげていけばよいと思います!
 (例:2.5kg → 5kg → 7.5kg → 10kg → 12.5kg → 15kg → 17.5kg → 20kg)

 オススメのダンベルは下記の記事でも紹介しているので、参考にしてみてください!

胸(大胸筋)のダンベルトレーニング4選

 こちらでは大胸筋を鍛えるダンベルのトレーニング法をご紹介します!
こちらのトレーニングを実践して、男らしく分厚い胸板を手に入れましょう!

胸(大胸筋)のダンベルのトレーニング(4選)
  1. ダンベルプレス
  2. インクラインダンベルベンチ
  3. ダンベルフライ
  4. インクラインダンベルフライ
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ダンベルプレス

DBP_上半身

1つ目は、ダンベルプレスです。
 ダンベルプレスは、ベンチプレスをバーではなく、ダンベルで行うトレーニングです。
ダンベルプレスも、ベンチプレス同様、大胸筋中部を中心に鍛えられ、バーのベンチプレスよりも可動域が広く、効率が良いトレーニングとなります

鍛えられる主な筋肉:大胸筋中部、三角筋、上腕三頭筋

正しいフォーム
  1. ベンチ台に座り、両手にダンベルを持ち、膝の上にのせる
  2. 膝でダンベルを膝で蹴り上げ仰向けになり、ダンベルを剣状突起(みぞおちの骨)の真上にセットする
    (その際、手幅は肩幅の1.5倍程度の広さにする)
  3. ダンベルの角度(カタカナのハの字が目安)を調整し、胸のブリッジ(*)を組む
    (*肩甲骨を占め、胸を大きく張った状態の事)
  4. ダンベルを胸のラインの剣状突起(みぞおちの骨)に向かって下ろす
  5. ダンベルが限界の位置まで下がったら、ダンベルを斜め上に持ち上げる
回数・セット・インターバル
  • 回数・セット数:8-12回3セット行う
  • 重量:8-12回出来る重量で行う
    (片手の重量目安:ベンチプレスのセットの重量の25-40%。初めは5-10kgで行いましょう!)
  • セット間のインターバル:1分~2分(筋肥大目的)

インクラインダンベルプレス

インクラインDBP_上半身

2つ目は、インクラインダンベルプレスです。
 インクラインダンベルプレスは、大胸筋上部を中心に鍛えるダンベルを使ったトレーニングとなります。ダンベルプレスよりも、上体の角度を起こして行うトレーニングとなります

鍛えられる主な筋肉:大胸筋上部、三角筋、上腕三頭筋

正しいフォーム
  1. ベンチ台を30-40度に設定する
    (ベンチ台の角度を大きくすると、大胸筋よりも肩への負荷が大きくなるので、適切な角度に調整ください)
  2. ベンチ台に座り、両手にダンベルを持ち、膝の上にのせる
  3. 膝でダンベルを膝で蹴り上げ、ダンベルを胸のラインの上当たりにセットする
    (その際、手幅は肩幅の1.2-1.3倍程度の広さにする)
  4. ダンベルの角度(カタカナのハの字が目安)を調整し、胸のブリッジ(*)を組む
    (*肩甲骨を占め、胸を大きく張った状態の事)
  5. ダンベルを胸の上部ライン(乳首より上)に向かって下ろす
  6. 拳が胸のラインよりも5-10cm上の位置まで下がったら、ダンベルを斜め上に持ち上げる
    (下げすぎると三角筋のオーバーストレッチになってしまうので、注意)
回数・セット・インターバル
  • 回数・セット数:8-12回3セット行う
  • 重量:8-12回出来る重量で行う
    (片手の重量目安:ベンチプレスのセットの重量の25-40%。初めは5-10kgで行いましょう!)
  • セット間のインターバル:1分~2分(筋肥大目的)

ダンベルフライ

DBFLY_上半身

3つ目は、ダンベルフライです。
 ダンベルフライは、プレス系の種目とは異なり、大胸筋をストレッチさせる事で大胸筋を鍛えるトレーニングです
 ダンベルプレスとは異なり、三角筋や上腕三頭筋の関与が少ないため、大胸筋を効率的に鍛えることが可能なトレーニングです

鍛えられる主な筋肉:大胸筋中部(内側メイン)

正しいフォーム
  1. ベンチ台に座り、両手にダンベルを持ち、膝の上にのせる
  2. 膝でダンベルを膝で蹴り上げ、仰向けになり、ダンベルを剣状突起(みぞおちの骨)の真上にセットする
    (その際、手幅は肩幅よりやや狭くする)
  3. 胸のブリッジ(*)を組む
    (*肩甲骨を占め、胸を大きく張った状態の事)
  4. 腕を横に開くようにしてダンベルを下ろす
    (肘の角度は少しずつ開いていき、ボトムポジションでは90度より少し広いくらい)
  5. 肘をゆっくり伸ばしながらダンベルを上にあげていく
回数・セット・インターバル
  • 回数・セット数:8-12回3セット行う
  • 重量:8-12回出来る重量で行う
    (片手の重量目安:ベンチプレスのセットの重量の20-30%。初めは5-10kgで行いましょう!)
  • セット間のインターバル:1分~2分(筋肥大目的)

インクラインダンベルフライ

IDBFLY_上半身

4つ目は、インクラインダンベルフライです。
 インクラインダンベルフライは、ダンベルフライよりも、上体の角度を起こして行うトレーニングとなります

鍛えられる主な筋肉:大胸筋上部(内側メイン)

正しいフォーム
  1. ベンチ台を30-40度に設定する
  2. ベンチ台に座り、両手にダンベルを持ち、膝の上にのせる
  3. 膝でダンベルを膝で蹴り上げ、仰向けになり、ダンベルを胸のラインの上当たりにセットする
    (その際、手幅は肩幅よりやや狭くする)
  4. ダンベルの角度(逆ハの字)を調整し、胸のブリッジ(*)を組む
    (*肩甲骨を占め、胸を大きく張った状態の事)
  5. 腕を横に開くようにしてダンベルを下ろす
    (肘の角度は少しずつ開いていき、ボトムポジションでは90度より少し広いくらい)
  6. 肘をゆっくり伸ばしながらダンベルを上にあげていく
    (ダンベルを上に挙げる際に、ダンベルの角度を変えないように意識しましょう!)
回数・セット・インターバル
  • 回数・セット数:8-12回3セット行う
  • 重量:8-12回出来る重量で行う
    (片手の重量目安:インクラインベンチプレスのセットの重量の20-30%。初めは5-10kgで行いましょう!)
  • セット間のインターバル:1分~2分(筋肥大目的)

肩(三角筋)のダンベルトレーニング5選

 こちらでは三角筋を鍛えるダンベルのトレーニング法をご紹介します!
こちらのトレーニングを実践して、男らしく、広い肩幅を手に入れましょう!

肩(三角筋)のダンベルのトレーニング(5選)

1. ダンベルショルダープレス
2. フロントレイズ
3. アップライトロウ
4. サイドレイズ
5. サイドライイングリアレイズ

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ダンベルショルダープレス

DP_上半身

1つ目は、ダンベルショルダープレスです。
ダンベルショルダープレスでは、三角筋全体を鍛えられるトレーニングです

鍛えられる主な筋肉:三角筋全般

正しいフォーム
  1. ベンチ台に座り、両手にダンベルを持ち、膝の上にのせる
    (立ったまま行う方法もありますが、体幹が支えられないと危険なので、今回はベンチ台で行う方法を推奨します)
  2. ダンベルを膝で蹴り上げ、肩と同じ高さにまで持っていく
    (その際の肘の角度は、70-80度程度)
  3. 肘を伸ばすようにして、ダンベルを真上に挙げる
    (挙上する際は、顔を上げずに真っすぐ、肩甲骨を締めず、上体の反動をつかわないこと!)
  4. ダンベルを基にポジションに向かってゆっくり下ろす
回数・セット・インターバル
  • 回数・セット数:8-12回3セット行う
  • 重量:8-12回出来る重量で行う(5-10kg程度できついと思います。私でも20-30kg程度です)
  • セット間のインターバル:1分~2分(筋肥大目的)

フロントレイズ

FR_上半身

2つ目は、フロントレイズです。
フロントレイズは、ダンベルを用いた三角筋の前部を中心に鍛えるトレーニングとなります

鍛えられる主な筋肉:三角筋 前部

正しいフォーム

【片手ずつ2~3の運動を交互に行う

  1. 両手にダンベルを持ちももの横にセットする
    (手の甲が体の正面に向く(横ではなく)ようにダンベルを持つ)
  2. 肘を160-170度に固定して、ダンベルを目線の高さまで挙上する
    (ダンベルを挙上する際には、肩を固定する事を意識する)
  3. ダンベルを肘の角度、肩を固定したまま、ゆっくりと下げていく
  4. もう片方の腕で、2-3の運動を行う
回数・セット・インターバル
  • 回数・セット数:8-12回左右3セットずつ行う
  • 重量:8-12回出来る重量で行う
    (片手の重量目安:1-5kgで十分きついと思います。軽く感じる場合は、腕の筋肉が導入されてしまっているので、フォームを今一度見直しましょう!)
  • セット間のインターバル:1分~2分(筋肥大目的)

アップライトロウ

3つ目は、アップライトロウです。
アップライトロウは、三角筋 中部を中心に鍛えるダンベルを使ったトレーニングとなります。

鍛えられる主な筋肉:三角筋中部

正しいフォーム
  1. 両手にダンベルを順手で持ち、もも前当たりにセットする
  2. 肘を曲げ、ダンベルを順手(手の甲は天井の方向をむいた)のまま、顎の下までダンベルを挙上する
    (ダンベルを挙上する際には、肩を固定する事を意識する)
  3. 肩を固定したまま、ダンベルをゆっくりと下げていく
回数・セット・インターバル
  • 回数・セット数:8-12回3セット行う
  • 重量:8-12回出来る重量で行う
    (片手の重量目安:1-5kgで十分きついと思います。軽く感じる場合は、僧帽筋(鎖骨の上の筋肉)が導入されてしまっているので、フォームを今一度見直しましょう!)
  • セット間のインターバル:1分~2分(筋肥大目的)

サイドレイズ

SR_上半身

4つ目は、サイドレイズです。
サイドレイズは、三角筋 中部を中心に鍛えるダンベルを使ったトレーニングとなります。
アップライトローとは、違う動作で、三角筋 中部を鍛えるトレーニングです

鍛えられる主な筋肉:三角筋中部

正しいフォーム
  1. 両手にダンベルを持ち、ももの横にセットする
    (手の甲は体の横に向くようにダンベルを持つ)
  2. 肘を150度くらいに固定する
  3. ダンベルを、目線の高さまで、体の横方向にダンベルを挙上する
    (ダンベルを挙上する際には、肩を固定する+猫背(肩甲骨を締めない)で行う事を意識する)
  4. 肩と肘の角度を固定したまま、ダンベルをゆっくりと下げていく
回数・セット・インターバル
  • 回数・セット数:8-12回3セット行う
  • 重量:8-12回出来る重量で行う
    (片手の重量目安:1-5kgで十分きついと思います。軽く感じる場合は、背中の筋肉が導入されてしまっているので、フォームを今一度見直しましょう!)
  • セット間のインターバル:1分~2分(筋肥大目的)

サイドライイングリアレイズ(左右)

5つ目は、サイドライイングリアレイズです。
サイドライイングリアレイズは、文字の通り、ベンチ台に寝ながら、三角筋 後部を中心に鍛えるダンベルを使ったトレーニングとなります。

鍛えられる主な筋肉:三角筋後部

正しいフォーム(ここでは右肩を例に記載しています)
  1. ベンチ台に、左肩が下になるように横たわる
    (左腕の位置はどこでも大丈夫です)
  2. 右腕でダンベルを持つ
    (右手の親指が地面の方に向くようにダンベルを持つ肘が天井の方向に向くようにする)
  3. 肘を150度くらいに固定する
  4. ダンベルを、右肩よりもやや高い位置までダンベルを挙上する
    (ダンベルを挙上する際には、肩を固定する+猫背(肩甲骨を締めない)で行う事を意識する)
  5. 肩と肘の角度を固定したまま、ダンベルをゆっくりと下げていく
回数・セット・インターバル
  • 回数・セット数:8-12回左右3セットずつ行う
  • 重量:8-12回出来る重量で行う
    (片手の重量目安:1-3kgで十分きついと思います。軽く感じる場合は、背中や腕の筋肉が導入されてしまっているので、フォームを今一度見直しましょう!)
  • セット間のインターバル:1分~2分(筋肥大目的)

腕(上腕二頭筋・三頭筋)のダンベルトレーニング3選

 こちらでは上腕二頭筋・三頭筋を鍛えるダンベルのトレーニング法をご紹介します!
こちらのトレーニングを実践して、男らしく盛り上がった「力こぶ」、引き締まった「二の腕」を手に入れましょう!

腕(上腕二頭筋・三頭筋)のダンベルのトレーニング(3選)
  1. ダンベルアームカール
  2. ハンマーカール
  3. プルオーバー(肘とじ)
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ダンベルアームカール(左右)

DAC_上半身

1つ目は、ダンベルアームカールです。
ダンベルを持ち上げることで上腕二頭筋を鍛えるトレーニングになります

鍛えられる主な筋肉:上腕二頭筋、上腕筋

正しいフォーム(ここでは右腕を例に記載しています)
  1. 右腕でダンベルを持ち、ももの横にセットする
    (右腕の手首の内側は天井の方向をむける)
  2. 右肩の位置を固定しながら、肘を曲げ、天井の方向に向かってダンベルを挙げる
    (ダンベル挙上時に上半身の反動は使わないように意識する)
  3. 力を抜かずに、右腕をゆっくり下ろしていく
回数・セット・インターバル
  • 回数・セット数:8-12回左右3セットずつ行う
  • 重量:8-12回出来る重量で行う
    (片手の重量目安:1-5kgで十分きついと思います。軽く感じる場合は、上半身の反動されてしまっているので、フォームを今一度見直しましょう!)
  • セット間のインターバル:1分~2分(筋肥大目的)

ハンマーカール(左右)

DHC_上半身

2つ目は、ハンマーカールです。
 ハンマーカールは、ダンベルアームカールの手の向きを変えたトレーニングとなります
ダンベルアームカールよりも上腕二頭筋の導入がすくないため、上腕筋を効果的に鍛えられます

鍛えられる主な筋肉:上腕筋、上腕二頭筋

正しいフォーム(ここでは右腕を例に記載しています)
  1. 右腕でダンベルを持ち、ももの横にセットする
    (右腕の親指を天井の方向をむける(手首の内側は体の方向に向く))
  2. 右肩の位置を固定しながら、肘を曲げ、天井の方向に向かってダンベルを挙げる
    (ダンベル挙上時に上半身の反動は使わないように意識する)
  3. 力を抜かずに、右腕をゆっくり下ろしていく
回数・セット・インターバル
  • 回数・セット数:8-12回左右3セットずつ行う
  • 重量:8-12回出来る重量で行う
    (片手の重量目安:1-5kgで十分きついと思います。軽く感じる場合は、上半身の反動されてしまっているので、フォームを今一度見直しましょう!)
  • セット間のインターバル:1分~2分(筋肥大目的)

プルオーバー(肘とじ)

DPO_上半身

3つ目は、プルオーバー(肘とじ)です。
 プルオーバーと聞くと、広背筋のトレーニングにもありますが、肘を支点にダンベルを挙上する事で上腕三頭筋を鍛えることができます

鍛えられる主な筋肉:上腕三頭筋

正しいフォーム
  1. 1つのダンベルを両手で持ち、ベンチ台に座る
    (ダンベルの縦にして、シャフトではなく太い部分の片側を両手で握る)
  2. ベンチ台に仰向けでねる
    (頭の位置をベンチ台の端ギリギリにする)
  3. ダンベルをもった両腕をベンチ台と平行にまっすぐ伸ばす
  4. ゆっくりと肘の角度が90度になるまでダンベルを下げていく
  5. 上腕の位置を固定し、肘を伸ばし、ダンベルを真上にあげる
    (上腕が上下に動かない、肘を支点に肘が動かないように意識しましょう!)
  6. 肘が伸びきったら、肘を曲げ、ダンベルを元の位置に戻す
回数・セット・インターバル
  • 回数・セット数:8-12回3セット行う
  • 重量:8-12回出来る重量で行う
    (片手の重量目安:1-5kgで十分きついと思います。軽く感じる場合は、広背筋(背中の筋肉)が導入されてしまっているので、フォームを今一度見直しましょう!)
  • セット間のインターバル:1分~2分(筋肥大目的)

背中(広背筋・僧帽筋・脊柱起立筋)のダンベルトレーニング4選

 こちらでは背中を鍛えるダンベルのトレーニング法をご紹介します!
こちらのトレーニングを実践して、男らしい広く分厚い背中を手に入れましょう!

背中(広背筋・僧帽筋・脊柱起立筋)のダンベルのトレーニング(4選)
  1. ダンベルデッドリフト
  2. ベンチロウ
  3. ワンハンドロウ
  4. ダンベルシュラッグ
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ダンベルデッドリフト

DDL_上半身

1つ目は、ダンベルデッドリフトです。
 ビッグ3のデッドリフトをバーベルでなく、ダンベルで行うトレーニングです

鍛えられる主な筋肉:脊柱起立筋、僧帽筋

正しいフォーム
  1. 両手にダンベルを持ち、背筋を伸ばし、胸をはる
    (足幅は腰幅より少し広く、足の外側を平行にする※やや内股気味)
  2. 背筋をまっすぐにしたまま、お尻を後方に突き出し(もも裏が伸びるイメージ)ながら、ダンベルを膝の位置くらいまで下ろす
    (視線は落とさない、膝をつま先よりも前に出さないように意識する。)
  3. ダンベルを膝の位置から床につくくらいまで下ろす
    (スクワットでしゃがむイメージ)
  4. 肩甲骨を寄せながら、ダンベルを膝の位置まで持ち上げる
    (スクワットで立ち上がるイメージ)
  5. 肩甲骨を寄せながら、ダンベルを太ももに沿わせて引き上げる
回数・セット・インターバル
  • 回数・セット数:8-12回3セット行う
  • 重量:フォームが固まるまで軽めの重量で行ってください(5-10kgくらい)
  • セット間のインターバル:1分~2分(筋肥大目的)

ベンチロウ

2つ目は、ベンチロウです。
ダンベルベントオーバーロウを、ベンチ台で行うトレーニングとなります
ベントオーバーロウよりも、脊柱起立筋の導入が少ないため、効果的に広背筋の下部を鍛える事が出来ます!

鍛えられる主な筋肉:広背筋(下部メイン)

正しいフォーム
  1. ベンチ台を30-45度にセットする
  2. 両手にダンベルを持つ
  3. ベンチ台の方に顔を向け座り、胸をベンチ台に押し付ける
  4. 肩甲骨を寄せながら、ダンベルを上に挙げる
    (上腕二頭筋を使わないことを意識しましょう!)
  5. 力を抜かずにダンベルをゆっくりと下ろしていく
    (肩甲骨の開閉を意識しながら、ダンベルをおろしていく)
回数・セット・インターバル
  • 回数・セット数:8-12回3セット行う
  • 重量:8-12回出来る重量で行う(初心者は5-10kgを目安)
  • セット間のインターバル:1分~2分(筋肥大目的)

ワンハンドロウ(左右)

DOR_上半身

3つ目は、ワンハンドロウです。
ベンチ台を使い、片手でダンベルを引きながら、広背筋の下部を中心に鍛えるトレーニングです。

鍛えられる主な筋肉:広背筋(下部メイン)、脊柱起立筋

正しいフォーム(ここでは右腕の例で記載しています。)
  1. 右手にダンベルを持つ
  2. 左手と左足(膝から足)をベンチ台に乗せ、胸を張った状態で少し前かがみになる
    (頭を下げず、前を向くように意識しましょう!)
  3. 肩甲骨を寄せながら、ダンベルをあげる
    (ダンベルを挙げる際には、肩を動かさず、肩幅を地面と平行にする事(胸を開かない)を意識する)
  4. ダンベルをゆっくりと下ろしていく
回数・セット・インターバル
  • 回数・セット数:8-12回左右3セットずつ行う
  • 重量:8-12回出来る重量で行う(片手の重量目安:1-10kgで十分きついと思います。軽く感じる場合は、肩・胸・腕の筋肉が導入されてしまっているので、フォームを今一度見直しましょう!)
  • セット間のインターバル:1分~2分(筋肥大目的)

ダンベルシュラッグ

4つ目は、ダンベルシュラッグです。
ダンベルを使用し、肩をすくめる運動で、僧帽筋を中心に鍛えるトレーニングとなります。

鍛えられる主な筋肉:僧帽筋

正しいフォーム
  1. ダンベルを両手に持つ
    (足幅は肩幅と同じくらいにひろげる)
  2. ダンベルは体の横で、ぶら下げるように手でささえる
    (腕の筋肉は使わず、握力のみで支えるイメージ)
  3. 背筋を伸ばした状態で、肩をすくめるようにしてダンベルを持ち上げる
    (肘を曲げないように意識しましょう!)
  4. ダンベルをゆっくりとおろしていく
回数・セット・インターバル
  • 回数・セット数:8-12回3セット行う
  • 重量:8-12回出来る重量で行う(片手の重量目安:10-15kg)
  • セット間のインターバル:1分~2分(筋肥大目的)

トレーニングの効果を最大化する方法

 最後にトレーニングの効果を最大化する方法についてご紹介します!
 これらの事を実践する/しないでは、トレーニングの効果が大きく異なるので、必ず実践してみてください

効果を最大化する方法

・フォームにこだわる
・セットの重量と回数にこだわる
・インターバルの時間を徹底する
・睡眠時間を意識する
・超回復期間を意識したトレーニング頻度を設定する
・トレーニング前後の栄養補給にこだわる

フォームにこだわる

 対象の筋肉を正しく、効率的に鍛える、怪我を防止するためには正しいフォームで行う事が本当に重要です!
 
 今回も正しいフォームを可能な限りわかりやすく紹介しましたが、とはいえ、文面でわかる事には限界があります。
 なので、実際にトレーニングを行う際には、Youtube等の動画で確認する & ジムのトレーナーに見てもらう & パーソナルトレーナーに見てもらうなども実施してみてください!

セットの重量と回数にこだわる

 筋力強化・筋肥大・筋持久力向上等の目的に応じて、セットの重量と回数を適切に設定することが重要です

今回は、初心者向けという事で、筋肥大を目的とした重量と回数(8-12回)を記載させていただきましたが、こちらを確実に守っていくことで、トレーニングの効率を大きく向上できます

インターバルの時間を徹底する

 インターバルの時間も、筋力強化・筋肥大・筋持久力向上の目的に応じて変えてくことが重要です

今回は、筋肥大を目的としたインターバル(1-2分)を記載させていただきましたが、こちらを確実に守っていくことで、トレーニングの効率を大きく向上できます

睡眠時間を意識する

 筋力トレーニング後には、成長ホルモンが多く分泌される時間帯(22時~翌2時)に睡眠をとるようにしましょう!

というのも、筋力強化の仕組みは平たくいうと、筋力トレーニングで筋組織を破壊し、自然治癒力により破壊された筋組織を再生し、より強い筋組織が構築される流れとなります

その筋組織の再生時に、成長ホルモンが必要になるため、成長ホルモンが多く分泌される時間帯(22時~翌2時)に睡眠をとる事が非常に重要になります。

超回復期間を意識したトレーニング頻度で行う

 筋組織の破壊後の再生には一定時間の期間(超回復期間)を要します。その超回復期間中での同じ部位へのトレーニングは筋組織再生中に破壊行為を行う事になるため、効果が低くなります

トレーニング前後の栄養補給にこだわる

トレーニング開始30分前にBCAAを摂取

 トレーニング開始30分前にBCAAを摂取し、トレーニング中のエネルギー源、筋肉組織の分解を抑制し、トレーニング効果を最大化しましょう!

BCAAは「分岐鎖アミノ酸(Branch Chain Amino Acids)」の略で、必須アミノ酸9種類の内、バリン・イソロイシン・ロイシンの3種類を指します。この3種類は筋肉中のアミノ酸の約35%を占め、運動時のエネルギー源やタンパク質の分解の抑制、疲労回復の効果が期待できます

BCAA摂取後血中アミノ酸濃度がピークになるのが30分程度の時間を要するため、効果を最大限享受するためにはトレーニング開始30分前の摂取が良いとされています

ゴールデンタイム中(運動後45分間以内)にプロテインを摂取

 運動後45分以内にタンパク質含有率2-30%程度のホエイプロテインを摂取しましょう!

というのも、運動後、激しく活動した筋肉が栄養補給と回復を行うため、体へ栄養補給できる絶好のチャンスとなります

特に運動後45分間以内は、ゴールデンタイムと呼ばれ、筋肉へ送られるアミノ酸が3倍にまでアップするので、このタイミングにプロテインを取る事が非常に重要です!トレーニングで失った糖質・筋組織の再生に必要なたんぱく質をとりましょう。吸収スピードの速い「ホエイプロテイン」と「糖質」を同時に摂取する事がおすすめです

具体的には、タンパク質含有率2-30%(目安:糖質3:タンパク質1)のホエイプロテインを選ぶのが良いでしょう!

就寝前の30分~1時間前にプロテインを摂取

 就寝前30分~1時間前に、タンパク質含有率6-90%程度のプロテインを摂取しましょう!

就寝前にプロテインを摂取することで、成長ホルモンの働きを促進し、筋組織の再生の効果を高めてくれます

就寝前に摂取するプロテインは、理想を言うと、吸収スピードが比較的遅い「カゼイン」や「大豆プロテイン」がおすすめですが、ホエイプロテインでも問題ないでしょう。

その際は、タンパク質含有率が6-90%と高いものを選ぶようにしましょう!(夜に糖質含有量が多いものを取ってしまうと、肥満につながるので、ここ拘りましょう!)

まとめ

 今回ご紹介した、ダンベルの選び方・上半身のダンベルを使用したトレーニング法を参考に、自分に合ったダンベルを使用して、自宅でも効果的なトレーニングを実践していきましょう!

 自宅での筋トレを充実させるトレーニング器具を下記記事に纏めているので、ダンベル以外のトレーニング器具にも興味がある方は是非こちらも読み、自宅でのトレーニングを充実させてくださいね!

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