【自宅で簡単!】下半身のダンベルトレーニング ベスト9選!

アイキャッチ_下半身ダンベルトレーニング器具

ジムに行く時間がないから、自宅で効果的にトレーニングを行いたい!

ダンベルを購入したいけど、どんなダンベル(形状、重量)を選べばいいかわからない・・・

ダンベルを購入するからには、トレーニング方法を知って、最大限活用したい!

 選ぶべきダンベルの種類・重さに悩んでいる方や、ダンベルを活用したトレーニング方法を知りたいという方多くいらっしゃるのではないでしょうか?
 ダンベルの種類は多く、自分の筋力のレベルに合った重量を選ぶのは難しいですよね。また、ダンベルを購入するからには、最大限活用するために、トレーニング方法を知りたいですよね!

 このような悩み・要望を解決します!
 この記事では、選ぶべきダンベルの種類や重量、ダンベルを使用した下半身を鍛えるトレーニング方法をご紹介します!
 今回ご紹介する、ダンベルの選び方・下半身のダンベルを使用したトレーニング法を参考に、自分に合ったダンベルを使用して、自宅でも効果的なトレーニングを実践していきましょう!

 また、ダンベルを使用した上半身を鍛えるトレーニング方法は下記記事にまとめて居るので、そちらも参考にしてくださいね!

✓この記事の内容
  • ダンベルの種類にはどんなものがあるの?
  • 選ぶべきダンベルの種類・重量とは?
  • ダンベルを使用した下半身(お尻、もも前、もも裏、ふくらはぎ)のトレーニング方法
  • トレーニングの効果を最大化する方法
記事の信頼性

下記の著者の経験を基に答えます!

  • 大学の体育会アメフト部時代に全身の筋力トレーニングの方法を学ぶ
  • 大学時代:フリーウェイトトレーニングに加え、ダンベルトレーニングも駆使し、ビッグ3の最大挙上重量を大幅に向上した経験
    (BP 160kg, FBSQ 240kg, DL 300kg)
  • 大学院時代:研究室の同期・先輩へ、フリーウェイト/ダンベルトレーニングを指導した経験
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ダンベルの種類にはどんなものがあるの?

 ダンベルの種類には、大きく「固定式」、「可変式(アジャスタブル)」の2つがあります
「固定式」は重量が決まっているタイプで、「可変式(アジャスタブル)」は重量を変更できるタイプのダンベルであり、それぞれのタイプのメリット/デメリットは異なります

ダンベルの種類
  • 固定式
    • 概要:重量が決まっているタイプ(例:5kgのダンベル)
    • メリット
      • 重さを変更させる手間がかからない
      • 単体では安価(単体では1,000~2,000円程度のものが多い)
    • デメリット
      • 負荷を変えたいときに、様々な重量のダンベルを用意する必要があるため、スペースを多く取ってしまう
  • 可変式(アジャスタブル)
    • 概要:重量を変更できるタイプ
    • メリット
      • 複数のダンベルを揃える必要がなく、スペースをそこまで必要としない
    • デメリット
      • 固定式と比較してやや高価(単体:数千円~1万円程度のものが多い)

選ぶべきダンベルの種類・重量とは?

選ぶべきダンベルの種類は可変式

 これからトレーニングを本格的に進めていきたい方には、可変式のダンベル購入する事をおすすめします!

可変式ダンベルを購入すべき理由
  1. トレーニングの部位によって、使用する重量は大きく異なる
    • 各部位の筋肉の大きさ・強さが異なるため、効果的にトレーニングを行う上では、負荷(重量)を変えるべきです
      (例えば、背中・お尻は、腕よりも高重量でのトレーニングが必要になる 等)
  2. トレーニングの効率を高める上では、重量のバリエーションは必要
    • セットの重量と回数を変更することで、筋力強化・筋肥大・筋持久力向上等の目的を使い分ける事が出来るため、効率を高めるために、重量のバリエーションは必要になります
      (例えば、筋力強化する場合は、高重量を少ない回数(2~6回以下)筋肥大をさせる場合は、中重量をやや多い回数(6~12回) 等)
  3. トレーニングを続けてく事で、使用する重量が向上していく
    • トレーニングを続けていき、筋力が強化されることで扱える重量も向上していきますので、さらに筋力を強化する上では、負荷を高めていく必要がある

はじめでも重めのダンベルを購入すべき

 ダンベルの重量ははじめでも、重めのものを購入する事をオススメします!
はじめは軽いダンベルでなれればいいや」と思う方は多いと思いますが、この考え方はあまりオススメではありません。
 トレーニングを続けることで筋力がついてきます。そうなると初めは重く感じた重量でも物足りなくなり、効果があまり出なくなってしまいます
 
 また、トレーニング部位を増やしていく場合においても、腕などの小さい筋肉を鍛えるためなら、10kgのダンベルでも十分かもしれませんが、背中・お尻などの大きい筋肉を鍛える際には、10kgでは軽くて効果が期待出来ない場合もあります

 なので、はじめて購入する場合でも、片手20-25kgのダンベルを用意することをオススメします!
 可変式のダンベルであれば、数kg刻みで、重量を変更する事が出来るので、初めは10kgでトレーニングを開始し、徐々に重量をあげていけばよいと思います!
 (例:2.5kg → 5kg → 7.5kg → 10kg → 12.5kg → 15kg → 17.5kg → 20kg)

 オススメのダンベルは下記の記事でも紹介しているので、参考にしてみてください!

お尻・もも前・もも裏のダンベルトレーニング7選

 こちらではお尻・もも前・もも裏を鍛えるダンベルのトレーニング法をご紹介します!
こちらのトレーニングを実践して、引き締まったお尻・もも前・もも裏を手に入れましょう!

お尻・もも前・もも裏のダンベルのトレーニング(7選)
  1. スクワット
  2. ワイドスクワット
  3. ブルガリアンスクワット
  4. フロントランジ
  5. ルーマニアンデッドリフト(RDL)
  6. ワンレッグルーマニアンデッドリフト(左右)
  7. ダンベルデッドリフト
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スクワット

1つ目は、スクワットです。
 ビッグ3と呼ばれるスクワットをダンベルで行うトレーニングです
 大殿筋以外にも、大腿四頭筋(もも前)、ハムストリング(もも裏)等の下半身をくまなく鍛えられるトレーニングです
 スクワットは消費カロリーが非常に大きいため、実施する事で筋力強化と脂肪燃焼の両方の効果を期待できます!

鍛えられる主な筋肉:大殿筋、大腿四頭筋(もも前)、ハムストリング(もも裏)

正しいフォーム
  1. 胸を張って、ダンベルを肩の上で持つ
  2. 足を肩幅くらいに開き、つま先はやや外側に向けて立つ
  3. 背筋をまっすぐにしたまま、後ろにしゃがむイメージで腰を下ろしていく
    (腰を下ろす際には、膝がつま先よりも前に出ないこと、膝とつま先は同じ向きにすること、お腹の力を抜かないことを意識しましょう!)
  4. もも前のラインが地面と平行になるまで、腰を下ろす
    (きつい場合は、もも裏のラインが地面と平行くらいの深さでも良いです!)
  5. 腰を下ろしきったら、お尻を締めるようにして、素早く立ち上がる
回数・セット・インターバル
  • 回数・セット数:8-12回3セット行う
  • 重量:8-12回出来る重量で行う
    (片手の重量目安:初めは5-10kgで行いましょう!)
  • セット間のインターバル:1分~2分(筋肥大目的)

ワイドスクワット

2つ目は、ワイドスクワットです。
 スクワットよりも、足幅を広めにして行い、大殿筋と大腿四頭筋を中心に鍛えるトレーニングとなります
スクワットよりも、ハムストリングの導入が少ないため、大殿筋、大腿四頭筋を効率的に鍛えられる方法です!

鍛えられる主な筋肉:大殿筋、大腿四頭筋、(ハムストリング)

正しいフォーム
  1. 胸を張って、ダンベルを肩の上で持つ
  2. 足を肩幅よりも少し広めに開き、つま先は45度外側に向けて立つ
    (足幅は、肩幅の1.1-1.2倍くらいの広さ)
  3. 背筋をまっすぐにしたまま、後ろにしゃがむイメージで腰を下ろしていく
    (腰を下ろす際には、膝がつま先よりも前に出ないこと、膝とつま先は同じ向きにすること、お腹の力を抜かないことを意識しましょう!)
  4. もも前のラインが地面と平行になるまで、腰を下ろす
    (きつい場合は、もも裏のラインが地面と平行くらいの深さでも良いです!)
  5. 腰を下ろしきったら、お尻を締めるようにして、素早く立ち上がる
回数・セット・インターバル
  • 回数・セット数:8-12回3セット行う
  • 重量:8-12回出来る重量で行う
    (片手の重量目安:初めは5-10kgで行いましょう!)
  • セット間のインターバル:1分~2分(筋肥大目的)

ブルガリアンスクワット(左右)

ブルガリアンスクワット_下半身ダンベル

3つ目は、ブルガリアンスクワットです。
 ベンチ台・椅子などに片足を乗せた状態でしゃがむ動作で大殿筋とハムストリング(もも裏)を中心に鍛えるトレーニングです。

鍛えられる主な筋肉:大殿筋、ハムストリング(もも裏)

正しいフォーム
  1. 両手にダンベルを持つ
    (ダンベルは担がず、腰の横で持つ)
  2. 膝くらいの高さの台・椅子などを用意して、台を背に2歩前の位置に立つ
    (台との距離が近いと大腿四頭筋(もも前)中心のトレーニングになるため、2歩くらい距離を取りましょう!)
  3. 台に片足のつま先をのせ、もう片方の足を膝を少し曲げる
    (頭を下げず、前を向くように意識しましょう!)
  4. 腰を真下にゆっくりおろしていく
    (腰をおろす際には、膝がつま先よりも前に出ないこと、お腹の力を抜かないことを意識しましょう!)
  5. もも裏のラインが地面と平行になるまで、腰をおろしたら、すばやく腰をあげていく
回数・セット・インターバル
  • 回数・セット数:8-12回左右3セットずつ行う
  • 重量:8-12回出来る重量で行う
    (片手の重量目安:初めは5-10kgで行いましょう!)
  • セット間のインターバル:1分~2分(筋肥大目的)

フロントランジ(左右)

フロントランジ_下半身ダンベル

4つ目は、フロントランジです。
 片足を前に出し、腰をおろす動作で、大殿筋や大腿四頭筋(もも前)などを中心に鍛えるトレーニングとなります。

鍛えられる主な筋肉:大殿筋、大腿四頭筋(もも前)、ハムストリング(もも裏)

正しいフォーム
  1. 両手にダンベルを持つ
    (ダンベルは担がず、腰の横で持つ)
  2. 両足を軽く開いて背筋を伸ばしてたつ
  3. 背筋をまっすぐにしたまま、片足をまっすぐ前方に1.5-1.8歩分踏み出す
    (足を出す幅が狭いと、大腿四頭筋(もも前)を中心に鍛える事になるので、1.5-1.8歩分くらい踏み出しましょう!)
  4. 後ろ足はかかとを浮かし、つま先で支える
  5. 後ろ足の膝が床にギリギリつかないところまで腰をゆっくりとおろす
    (腰をおろす際には、膝がつま先よりも前に出ないこと、お腹の力を抜かないことを意識しましょう!)
  6. 腰をあげつつ、前に出した足をもとにすばやく戻す
回数・セット・インターバル
  • 回数・セット数:8-12回左右3セットずつ行う
  • 重量:8-12回出来る重量で行う
    (片手の重量目安:初めは5-10kgで行いましょう!)
  • セット間のインターバル:1分~2分(筋肥大目的)

ルーマニアンデッドリフト(RDL)

5つ目は、ルーマニアンデッドリフトです。
 ダンベルを両手に持ち、立った状態から、お尻を後ろに突き出す動作でハムストリング(もも裏)をストレッチさせ、鍛えるトレーニングです
 後ほど紹介するダンベルデッドリフトにも使われる動作なので、覚えておくと便利です!

鍛えられる主な筋肉:ハムストリング(もも裏)、大殿筋(お尻)

正しいフォーム
  1. 両手にダンベルを持ち、背筋を伸ばし、胸をはる
    (足幅は腰幅より少し広く、足の外側を平行にする※やや内股気味)
  2. 背筋をまっすぐにしたまま、お尻を後方に突き出し(ハムストリング(もも裏)が伸びるイメージ)ながら、ダンベルを膝の位置くらいまで下ろす
    (視線は落とさない、膝をつま先よりも前に出さないように意識する。)
  3. ダンベルを膝の位置まで下ろしたら、お尻を締めるようにして、素早く元の位置に戻していく
回数・セット・インターバル
  • 回数・セット数:8-12回3セット行う
  • 重量:8-12回出来る重量で行う
    (片手の重量目安:1-5kg (日常生活ではしない動作なので、初めは軽めの重量で行いましょう!))
  • セット間のインターバル:1分~2分(筋肥大目的)

ワンレッグルーマニアンデッドリフト(左右)

6つ目は、ワンレッグルーマニアンデッドリフトです。
 ルーマニアンデッドリフトを片足で行うトレーニングです
 片足で行うことで、バランスがとりづらく、体幹も同時に鍛えられるメニューです

鍛えられる主な筋肉:ハムストリング(もも裏)、大殿筋(お尻)、体幹

正しいフォーム(右足の例で記載)
  1. 両手にダンベルを持ち、背筋を伸ばし、右足で立ち、左足は浮かせる
    (左足はかるく膝を曲げた状態でうかす)
  2. 背筋をまっすぐにしたまま、左足とお尻を後方に突き出し(ハムストリング(もも裏)が伸びるイメージ)ながら、ダンベルを膝の位置くらいまで下ろす
    (視線は落とさない、膝をつま先よりも前に出さないように意識する。)
  3. ダンベルを膝の位置まで下ろしたら、お尻を締めるようにして、ダンベルと左足を素早く元の位置に戻していく
回数・セット・インターバル
  • 回数・セット数:8-12回3セット行う
  • 重量:8-12回出来る重量で行う
    (片手の重量目安:1-5kg (バランスがとりづらいため、初めは軽めの重量で行いましょう!))
  • セット間のインターバル:1分~2分(筋肥大目的)

ダンベルデッドリフト

DDL_下半身ダンベル

7つ目は、ダンベルデッドリフトです。
ビッグ3のデッドリフトをバーベルでなく、ダンベルで行うトレーニングです

鍛えられる主な筋肉:ハムストリング(もも裏)、大殿筋(お尻)、脊柱起立筋、僧帽筋

正しいフォーム
  1. 両手にダンベルを持ち、背筋を伸ばし、右足で立ち、左足は浮かせる
    (足幅は腰幅より少し広く、足の外側を平行にする※やや内股気味)
  2. 背筋をまっすぐにしたまま、お尻を後方に突き出し(もも裏が伸びるイメージ)ながら、ダンベルを膝の位置くらいまで下ろす
    (視線は落とさない、膝をつま先よりも前に出さないように意識する。)
  3. ダンベルを膝の位置から床につくくらいまで下ろす
    (スクワットでしゃがむイメージ)
  4. 肩甲骨を寄せながら、ダンベルを膝の位置まで持ち上げる
    (スクワットで立ち上がるイメージ)
  5. 肩甲骨を寄せながらダンベルを太ももに沿わせて引き上げる
回数・セット・インターバル
  • 回数・セット数:8-12回3セット行う
  • 重量:フォームが固まるまで軽めの重量で行ってください(5-10kgくらい)
  • セット間のインターバル:1分~2分(筋肥大目的)

ふくらはぎ(ヒラメ筋、腓腹筋)のダンベルトレーニング2選

 こちらではふくらはぎの筋肉(腓腹筋、ヒラメ筋)を鍛えるダンベルのトレーニング法をご紹介します!
こちらのトレーニングを実践して、ふくらはぎを鍛え、美脚および、運動能力の向上を目指しましょう!!

ふくらはぎ(ヒラメ筋、腓腹筋)のダンベルのトレーニング(2選)
  1. スタンディングカーフレイズ腓腹筋、ヒラメ筋
  2. シーテッドカーフレイズ腓腹筋、ヒラメ筋
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スタンディングカーフレイズ

SCR_下半身ダンベル

1つ目は、スタンディングカーフレイズです。
ダンベルを持ち、立った姿勢から、つま先立ちになる動作でふくらはぎを鍛えるトレーニングとなります

鍛えられる主な筋肉:腓腹筋、ヒラメ筋

正しいフォーム
  1. ダンベルを両手に持ち、両足を腰幅程度に開いて立つ
    (両足はつま先を開かず、真っすぐにする)
  2. かかとを出来るだけ高く上げ、つま先立ちになる
  3. かかとが限界まであがったら、1秒間静止する
  4. かかとをゆっくり下げていく
回数・セット・インターバル
  • 回数・セット数:20-30回3セット行う
  • 重量:5-10kg
  • セット間のインターバル:1分(筋肥大目的)

シーテッドカーフレイズ

2つ目は、シーテッドカーフレイズです。
スタンディングカーフレイズを座ったままの姿勢で行うトレーニングとなります。

鍛えられる主な筋肉:腓腹筋、ヒラメ筋

正しいフォーム
  1. 座ったときの膝の角度が90度になる高さの椅子・ソファに座る
  2. 両ひざの上にダンベルを置くように両手で支える
  3. 両足を腰幅程度に開く
    (両足はつま先を開かず、真っすぐにする)
  4. かかとを出来るだけ高く上げ、つま先立ちになる
  5. かかとが限界まであがったら、1秒間静止する
  6. かかとをゆっくり下げていく
回数・セット・インターバル
  • 回数・セット数:20-30回3セット行う
  • 重量:5-10kg
  • セット間のインターバル:1分(筋肥大目的)

トレーニングの効果を最大化する方法

 最後にトレーニングの効果を最大化する方法についてご紹介します!
 これらの事を実践する/しないでは、トレーニングの効果が大きく異なるので、必ず実践してみてください

効果を最大化する方法

・フォームにこだわる
・セットの重量と回数にこだわる
・インターバルの時間を徹底する
・睡眠時間を意識する
・超回復期間を意識したトレーニング頻度を設定する
・トレーニング前後の栄養補給にこだわる

フォームにこだわる

 対象の筋肉を正しく、効率的に鍛える、怪我を防止するためには正しいフォームで行う事が本当に重要です!
 
 今回も正しいフォームを可能な限りわかりやすく紹介しましたが、とはいえ、文面でわかる事には限界があります。
 なので、実際にトレーニングを行う際には、Youtube等の動画で確認する & ジムのトレーナーに見てもらう & パーソナルトレーナーに見てもらうなども実施してみてください!

セットの重量と回数にこだわる

 筋力強化・筋肥大・筋持久力向上等の目的に応じて、セットの重量と回数を適切に設定することが重要です

今回は、初心者向けという事で、筋肥大を目的とした重量と回数(8-12回)を記載させていただきましたが、こちらを確実に守っていくことで、トレーニングの効率を大きく向上できます

インターバルの時間を徹底する

 インターバルの時間も、筋力強化・筋肥大・筋持久力向上の目的に応じて変えてくことが重要です

今回は、筋肥大を目的としたインターバル(1-2分)を記載させていただきましたが、こちらを確実に守っていくことで、トレーニングの効率を大きく向上できます

睡眠時間を意識する

 筋力トレーニング後には、成長ホルモンが多く分泌される時間帯(22時~翌2時)に睡眠をとるようにしましょう!

というのも、筋力強化の仕組みは平たくいうと、筋力トレーニングで筋組織を破壊し、自然治癒力により破壊された筋組織を再生し、より強い筋組織が構築される流れとなります

その筋組織の再生時に、成長ホルモンが必要になるため、成長ホルモンが多く分泌される時間帯(22時~翌2時)に睡眠をとる事が非常に重要になります。

超回復期間を意識したトレーニング頻度で行う

 筋組織の破壊後の再生には一定時間の期間(超回復期間)を要します。その超回復期間中での同じ部位へのトレーニングは筋組織再生中に破壊行為を行う事になるため、効果が低くなります

トレーニング前後の栄養補給にこだわる

トレーニング開始30分前にBCAAを摂取

 トレーニング開始30分前にBCAAを摂取し、トレーニング中のエネルギー源、筋肉組織の分解を抑制し、トレーニング効果を最大化しましょう!

BCAAは「分岐鎖アミノ酸(Branch Chain Amino Acids)」の略で、必須アミノ酸9種類の内、バリン・イソロイシン・ロイシンの3種類を指します。この3種類は筋肉中のアミノ酸の約35%を占め、運動時のエネルギー源やタンパク質の分解の抑制、疲労回復の効果が期待できます

BCAA摂取後血中アミノ酸濃度がピークになるのが30分程度の時間を要するため、効果を最大限享受するためにはトレーニング開始30分前の摂取が良いとされています

ゴールデンタイム中(運動後45分間以内)にプロテインを摂取

 運動後45分以内にタンパク質含有率2-30%程度のホエイプロテインを摂取しましょう!

というのも、運動後、激しく活動した筋肉が栄養補給と回復を行うため、体へ栄養補給できる絶好のチャンスとなります

特に運動後45分間以内は、ゴールデンタイムと呼ばれ、筋肉へ送られるアミノ酸が3倍にまでアップするので、このタイミングにプロテインを取る事が非常に重要です!トレーニングで失った糖質・筋組織の再生に必要なたんぱく質をとりましょう。吸収スピードの速い「ホエイプロテイン」と「糖質」を同時に摂取する事がおすすめです

具体的には、タンパク質含有率2-30%(目安:糖質3:タンパク質1)のホエイプロテインを選ぶのが良いでしょう!

就寝前の30分~1時間前にプロテインを摂取

 就寝前30分~1時間前に、タンパク質含有率6-90%程度のプロテインを摂取しましょう!

就寝前にプロテインを摂取することで、成長ホルモンの働きを促進し、筋組織の再生の効果を高めてくれます

就寝前に摂取するプロテインは、理想を言うと、吸収スピードが比較的遅い「カゼイン」や「大豆プロテイン」がおすすめですが、ホエイプロテインでも問題ないでしょう。

その際は、タンパク質含有率が6-90%と高いものを選ぶようにしましょう!(夜に糖質含有量が多いものを取ってしまうと、肥満につながるので、ここ拘りましょう!)

まとめ

 今回ご紹介した、ダンベルの選び方・下半身のダンベルを使用したトレーニング法を参考に、自分に合ったダンベルを使用して、自宅でも効果的なトレーニングを実践していきましょう!

 自宅での筋トレを充実させるトレーニング器具を下記記事に纏めているので、ダンベル以外のトレーニング器具にも興味がある方は是非こちらも読み、自宅でのトレーニングを充実させてくださいね!

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